粟島社（あわしましゃ）　御祭神　少名毘古那神（すくなひこなのかみ）
　婦人病、さらには安産祈願、家の繁栄の神。オオナムチとともに国作りをする神。オオナムチと一対にで登場し、二神協力して農耕や医療を始めました。

月弓社（つきゆみしゃ）　御祭神　月弓尊（つきゆみのみこと）
　三貴子の第二神。夜を治める神。
『古事記』では黄泉国（よもつくに）より帰還して禊（みそぎ）をするイザナギの右目から生まれたとされます。『日本書紀』一書によると、はじめツキユミはアマテラスとともに天上に住んでいましたが、保食神（うけもちのかみ）を殺してアマテラスの怒りを受けて「悪神」と呼ばれ、昼夜別れて住むことになったといわれます。

秋葉社（あきばしゃ）　御祭神　迦具土神（かぐつちのかみ）
　火の神。火伏せ・火難除けの神としても広く信仰を集めてきました。家のかまどやいろりなどの火所の近くに神棚を設けて信仰する人はたくさんいらっしゃいます。秋葉社は御神木の横に鎮座しています。